CASE

人材育成(意識・技術の向上)

人材育成教育

2018.11.09

清水工業株式会社

業種:板金加工・製造業

所在地:大阪府

設立:昭和46年7月

資本金:1,000万円

1.支援内容人材育成
 1)意識の向上・・・①体験型講座、②座学による講座
 2)技術力の向上・・①特級・1級技能士の技術指導、②マイスター制度を活用した技術指導

2.支援期間2015年10月~2016年7月(10ヶ月間)

従来の課題

経営者は、現状よりも生産性を向上させる社内の仕組み、及び成果に対して適正に評価する仕組みを社員とともに作り上げていきたいと考えていた。また、技術面において、ベテラン社員から若手社員への技能伝承が効率的になされていない点、また納期遅れの慢性化といった課題を抱えていた。

支援に至った経緯

北浜グローバル経営では、経営者の思いや課題から、「意識の向上」と「技術力の向上」の2つの側面から支援することとした。まず、「意識の向上」では、社員とともに社内の仕組みをつくるにあたり、当事者意識を持ち、主体的に考え働く社員を育成することが必要であると考えた。そのため、座学による知識を身につけることと並行して、社内コミュニケーションを円滑にするための体験型講座を提案した。また、「技術力の向上」では、技能伝承に限らず、社内技術者の技能レベルの底上げを図ることが重要であると考えた。そこでOJTとOFF-JTを効果的に組み合わせ、実態に即した内容を提案した。

支援内容

「意識の向上」では、主に学ぶ楽しさを知ることを意識付けるとともに、業務上必要な知識の講習を行った。具体的には、まず、主体的に仕事に関わることの重要性とやりがいを学び、組織のチームワークを高めることで、自分らしく会社や社会に貢献する意識付けを行った。そのうえで、会社のビジョンの共有や、体験型講座により、事業計画の策定方法を学習するとともに、製造現場にあるムダの発見と改善を行った。現場だけでなく経営者視点を学ぶことにより、社員自らが自社の課題や改善点を考察できる内容となった。

「技術力の向上」では、主に技能士試験合格やベテラン社員の指導力向上を目標とし、いずれもOJTにより、業務に必要な「技術力の向上」のため、より実務に近い内容とした。特に若手社員には技能士試験に沿ったプログラムとした。また、ベテラン社員からの技術伝承が課題であったことから、指導力強化を目的とし、マイスター制度を活用した実習とした。

成果と今後の展望

「意識の向上」と「技術力の向上」の両側面から支援をした結果、仕事に対する自主性と向上心が培われた。そして今まさに、現場では納期に関する課題解決策の検討・実行がなされている。

経営者のコメント

10ヶ月の研修期間を終えて、主体的に仕事に取り組む従業員の姿がみられるようになった。外国人従業員と積極的にコミュニケーションをとる姿や納期遅れに関する課題解決策を議論している姿をみて、研修の成果が出ていると感じた。また、継続して学ぶ環境を整えることで、より一層の生産性向上と目標達成が見込める。研修第二弾にも期待したい。

一覧へ戻る