CASE

人材育成研修(リーダー研修・生産管理研修)の企画、運営

人材育成教育

2018.11.06

株式会社三嶋フーズ

業種:食品加工卸業及び食品冷凍業、食品販売業

所在地:大阪府東大阪市

設立:1975年2月

資本金:1,000万円

1.支援内容人材育成
 1)リーダー研修
 2)生産管理研修

2.支援期間2017年10月~2018年9月(10ヶ月間)

従来の課題

ここ近年の従業員数増加と事業の柱であるPB製品、OEM製造分野での受注拡大による多品種小ロット生産に対応するため、製造体制の再構築を余儀なくされており、生産体制と管理体制の確立が急務であった。

支援に至った経緯

上記課題を解決することと共に、長期事業計画の中で時代のニーズに合わせた商品開発やHACCP認証取得を視野に食品業界の未来を見据え、企業経営もスピーディーでフレキシブルな対応が必須と考え、定期的な勉強会や研修実施をすることを決断した。

支援内容

製造現場における管理者の育成は最重要事項と考え、管理者が役割を理解し、人を育て、部門の成果を上げることを前提に必要な「基本スキルの習得」を目的に実施した。業務側面においては、「目標設定能力」「計画化能力」「組織化能力」の習得を中心に研修を実施した。また、人的側面においては、「コミュニケーション能力」「動機付け能力」「部下育成能力」を中心に研修を実施した。生産管理研修においては、生産活動をするうえで必要となる「生産管理の原理原則」や「生産方式の理解」、「付加価値生産性の向上」について、演習を交えながら学んでいただいた。品質の維持向上に必要な自身の役割を理解し、改善活動のPDCAにおけるリソース計画の立て方と実践方法を習得することを主眼とした。

品質マネジメントシステムを支えるコミュニケーションの役割を理解することや食品安全の基礎、工場内での衛生管理の知識を習得することで、同社はHACCP認証取得をめざしている。

講義内容としては、「カイゼン活動の進め方」「食品安全の基礎」「生産性を向上させるための目的・目標共有」「ラインバランシング」「PDCAの組織的運用方法」「ビデオ分析」「動作経済の原則」等である。

成果と今後の展望

今回の研修を通じて衛生面での重要性を再認識したことや生産管理における基礎技術の習得を図ることができた。同社は、研修後に立ち上げた5S委員会を活用して、週1回定期的に整理整頓や不用品処分、また改善提案などをおこなっている。今後、パート社員や新入社員向けにも研修を定期的におこなうことで会社全体の技術レベルの底上げを継続していく。

少子高齢化や食品ニーズの変化、採用難など外部環境の変化と企業課題は山積している。しかし、目の前にある課題を11つ着実に解決していくことで、企業基盤の確立から発展性のある組織へステップアップを図ることの重要性を、今回の研修で改めて痛感した。その他施策としてメンター制度やキャリアコンサルティングの導入に着手している。

参加者のコメント

今回の研修を通して学ぶ事の重要性や知識を得る事への喜び、日々の業務に対して考察を深める良い機会であった。中小企業では、教育の機会がほとんど無いのが現状である。これをきっかけに学びと組織活性化のための施策を継続し、躍動感のある組織をめざしたい。

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